道北ドクターヘリの基地病院となっており、道北全域の救急医療の要となっている病院【特徴】創立100周年を迎え100年の歴史の中で旭川赤十字病院は1978年に救命救急センターを設置するなど、道北における救急医療の最後の砦としての立場を不動のものとしてきました。2009年には道北ドクターヘリの基地病院となり、より高度な救急病院へと進化しています。一方、日常診療においても地域医療連携を積極的に推し進め2004年には地域医療支援病院の指定を受けました。また、旭川赤十字病院は、救急車を断らないようにしています。いつ重症な患者さんが運び込まれても対応できるように救急外来の診療体制を確保するよう努めています。これにより年間4500台以上の救急車を受け入れることが出来ています。旭川赤十字病院では地域の医療機関との連携を密接にするよう努めています。旭川赤十字病院で受けた電子カルテに記録された診療内容や画像情報、検査データなどがかかりつけ医に正確に伝わるよう、2008年に地域医療連携システム「旭川クロスネット」を立ち上げました。これは地域の他の多くの医療機関の賛同を頂き、2014年には市内の5つの公的病院すべてが電子カルテ情報を提供する「たいせつ安心i医療ネット」へと進化しました。このデータは患者さん自身が指定した公的病院の医師のみならず、開業医においても利用することが可能です。さらにこのデータは救急医療の場面でも利用できるため、突然倒れてどの公的病院に搬入されても安心して医療を受けることが出来ます。